5ヶ月ぶりの松本

あまりにも久しぶりすぎてこのブログの存在自体を本人が忘れている始末。

あれこれHasikko-Labも知ってもらうためのイベント盛り沢山でいこうと思った矢先のこのコロナ禍。

2月中旬からじわじわと思考停止状態になっていきこれからの事業形態の検討すらも考えられなくなった時期が続きました。

そんなこんなでもとりあえず始めようということで徳島産の床板の直売会開いたり、つむぐ屋でのHasikkoの運営に幅を持たせる案件が出てきたり、住まいのリノベ案件を頂いたりで歩み始めました。

 

そんなこんな中で、前の記事にもある松本の柳沢林業さんで里山の利用の仕方を考えるイベントにお誘いいただきまして行ってきました。

 

会場は柳沢林業さんが整備・管理している里山

そこに参加者各々のスタイルで1泊して焚き火料理に舌鼓をうちながらおしゃべりという形での意見交換。

 

参加者はキャンプ場経営者からキャンプを趣味にしている方、地元のブッシュクラフト(アウトドアのジャンル)の達人、不動産関係の方、物づくりの方、古民家を運営している方など多彩な顔ぶれでした。

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翌日は使われなくなった公共の保養施設の跡地の視察で、ある程度の規模のある建物が使われなくなった後始末の難しさを感じたり、使われなくなったキャンプ場で罠にかかった鹿に出会ったりといろんな意味での「松本」を感じられた。

こんな機会をいただいた柳沢林業さんにまたしても感謝感謝です。

 

 

 

 

ソマイチへ行ってきました

土、日は松本まで。

昨年末HASIKKO-labのプレイベントに来ていただいた柳沢林業さんがソマイチというイベントをするというのでこれは参加しなければということで行ってきました。

なぜかというと今回このイベントの中身、薪が割り放題!

最近人に割ってもらってばかりでしたので無性に割りたい欲求が!

 

ただ行くのも面白くないので2つほど課題を持っていきました。

1、2×4材で簡単に作れるウッドデッキ?縁台?を持っていくこと

2、ヤナリンさんが整備、管理している里山でこっそり一人キャンプする

 

1について

柳沢林業さんは山で木を切ったりの施業の他に木の材料も作っています。

その中に赤松の2×4材もあるのでそれで「こんなのできます」的なものを以前から何か作りたいと思ってました!
まさに絶好の機会ではないかということで構想だけはドンドン膨らんでいたのですがなかなか手をつける時間が取れなく、前日に岩槻のホームセンターで材料を揃えてlabでカット、土曜日にヤナリンさんに着いてから組み立てとなってしまいました。

それがこれ↓

と出したかったのですが写真が全部ピンボケ(汗)

レンズが汚れていたようで・・・

かろうじて見切れていたものがあったので

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2×4の14フィート6本とヒノキの90角1本で作りました。

ホームセンターで普通に売っているもので作ったのでこんなもんですが赤松のものだったら本当にいいだろうな(これも写真ピンぼけ)と思います。

 

さて2つ目のテーマのこっそりキャンプ

前の日に「どこで泊まりますか」と聞かれたので「一番上で」と伝えたら

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はい!

しっかり薪の準備がされていました。

この場所、松本の街が一望できるのです!
以前行った時にここで泊まりたいな〜と思っていたので念願がひとつ叶いました。

夜景も綺麗なのですが自分の携帯では映りませんで・・・

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さてさて当日。

大きさの違うチェーンソー

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木になるチェーンソーと高力さん

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本気の薪割り大会に向けて!

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どこまで割り続けられるかという贅沢なルール!

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チェーンソー講習会でははじめて手にしたチェーンソーでスウェーデントーチを作成してしまうまでに。

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このほかに馬搬の馬のヤマトくんにのせてもらったりで楽しすぎる1日でした。

毎月ソマイチは開催されるそうですのでぜひぜひ柳沢林業さん、チャックしてみてください。

 

何してる人?

よく「何してる人」と尋ねられます(汗)

こんなことしてます。

の一例です。

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古くなったブロック塀

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杉板を使って。

ここではデザイン、方法の検討、材料の調達、材料の加工、現場施工の全部を一人で行いました。
お施主さんに待っていただいたりでご協力いただいたのでじっくりやることができました


出来上がってしまえばそれなりですが、横の線を大事にしたかったので極力縦の線入れないようにしました。

 

 

 

 

 

送料って?

単刀直入に。

木材を産地から仕入れる時いつも考える 。

それは送料の割高感。

モノを運ぶには送料は発生するのはわかる。

それなのに毎回割高に感じてしまうのはなんでか考えてみた。

まずはボリューム。

これで考えれば全然納得な金額だ。

あの大きさや重さでは手間がかかるからしょうがないだろう。

ましてや少ない数でドアtoドアなら宅急便の様な業者の方がトラック一台で持ってきてもらうよりずっと安いはずだ。

それなのに安いと感じないのはなぜだろう。

 

きっとそれは木材の金額なのかもしれない。

一本数千円のモノの送料が数千円。

これが自分の悩む原因なのか?

同じ大きさで数万円のモノの送料が数千円でもここまで悩まないのでは?

 

そうなると数の原理でしか送料単価を下げるしか無いのだろうか。

 

何かいい方法はあるのだろうか?

 

それよりも高いか安いかの判断は主体的な物だから、その高いと思われる部分からの脱却を考えるのも必要なのでは。

 

等々頭の中がグルグルしている夜中でした。

 

 

 

合板ってどうなんだろう?

現場で仕事していると何度も遭遇してきた事だけど今回ふと気になったもので。

タイトルをみると合板を否定してるように取られるかもしれないけど、今の技術で作られた合板の性能はどうなのかと普通に気になったもので。

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ちょっと前の事、屋根屋さんに頼まれて某ハウスメーカーの屋根のリフォーム現場を手伝ってきた。

築30年経っていない建物だろうか。

手伝ったのは既存の金属製のものをはがして下地の合板を敷きつめてルーフィング(防水)を張る作業。

 

金属屋根をはがして下地が出てからは、その上を歩くのにドキドキしながら注意して歩く。

というのも古いルーフィングの下の合板がすっかりふかふか(接着剤の効果がなくなってしまっている状態)になっていて下手に足を乗せて体重をかけたら踏み抜いてしまいそう。

その上に新しい合板を敷くまでは気が気でなかった。

階段や入口のところがフカフカになることは経験した方は結構いると思うが、力のかかってない屋根部分もフカフカということは合板に使われている接着剤の劣化なのだろう。

昭和30年代に建てられた建物で薄い無垢の野地板を踏み抜いたことがある自分としてはこっちの方がマシだと思うところもあるが。

 

今売られている合板は30年後どうなんだろう?

耐力壁としていろんな製品があるけどそれらは30年後も建てた時の性能が担保されているのかな?

と屋根屋さんと話しながら思ったのでした。

 

 

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焼杉、焼いてみた

建物の外壁に使われるものの一つに杉板の表面を炭化させたものがある。

家づくりに携わって来たが、関東で生まれ育った自分は見た記憶がなかった。

数年前に建築家の藤森照信氏の作品集の中でこの焼杉を使った建物を知っていつかはやってみたいと思っていた。

昨年運良く藤森氏と話す機会があったので、焼杉の作り方やコツなどを訪ねてみた。

曰く「板を針金を使って三角に組んで新聞紙を2、3枚穴に入れて燃やせばできる」と。

伝統的な作り方はこの三角に組んで煙突効果で燃やして作るものだそうだ。

最近はバーナーで炙って作ったものもあるが(これは自分も見たことがある)これではあの独特のテクスチャは出ないし、もち(耐用年数)も違うらしい。

 

今度、塀の仕上げの一部として使ってみようと思ってサンプル作成と作り方の確認で実際に焼杉を作ってみた。

 

以下からは備忘録メモです。

 

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用意したもの

・杉板(徳島産の天然乾燥材)

・杉板を組むために荒縄

・組んだ杉板を立てかけるために古い脚立

・火を消すためのホース

・作業をするための台

・火をつけるのに使う新聞紙

 

まずは杉板を三角の筒状に組みます。

ここで早速つまづいた。

用意した板が厚すぎていたの端部同士を接点に組めなかった。

 

なんとか筒を作り穴の中に新聞紙を二枚詰め込んだ。

そして脚立に立てかけていよいよ点火。

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最初は少し煙が出たかなと思ったら次第に火がついてきたのがわかる。

やがてゴーッと音とともに煙突状の上から火が上がった。

頃合いがわからなかったので迷いながらも作業台の上に横にする。

横にすると火の勢いが一気に止んだ。

後は荒縄をほどいてバラシ、一気に水をかける。

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今回は長さもいくつか試してみた。

あんまり短いと煙突効果が得づらいのか均一に燃やせなかった。

板の厚みは厚すぎると三角が組みづらい。

 

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今回やってみて、このテクスチャを実際に見ていたら使い方のアイデアがいくつか浮かんできた。

さてさてどうやってまとめよう!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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縁台カフェ

最近、頭の中が自分のやりたいことばかりが先走っていてなかなかフラットに戻せないな〜と思っていたところ、以前「てらこや新都心」さんでやらせていただいていた「縁台カフェ」が頭をよぎった。

数回だけの開催だったけど暮らしを考えるという機会を提供できたかなと。(自己満足)

自分の家の平面図を描いてみようの回ではなかなか絵にすることが難しかったり、生活パターンと収納の位置だったり仕方、さらに部屋の役割など会話の中から自然と膨らんでいく感覚がすごく楽しかったな〜(遠い目)


ということでまた開催することにしました。

縁台カフェは何をするとかでなくゆるく雑談しながら、お茶飲みながらのコミュニケーションの場です。


今回の開催場所は蓮田の慶福寺さん。

ご住職にも参加いただけるようになりました。

今回のテーマは「お寺さん」

お寺さんとの関係、お坊さんって?、お墓のこと、はたまた宗教のこと。

どこに話が進んでいくかはその場次第ですが聞きたいことなどを用意していただいても結構です。

日時:5月23日(水)13寺半〜15時

場所:慶福寺 〒349-0115 蓮田市蓮田4丁目104

参加費:1,000円(お茶、お菓子代として)

参加ご希望の方、問い合わせの方は以下の申し込みフォームよりお申し込み、お問い合わせください。

縁台カフェ申し込みフォーム